2026年9月更新:冷えの原因(筋肉・ストレス・食習慣)と整え方、Q&A、院の料金・所在地を追記

「冷えは妊活の敵」とよく言われます。でも、なぜ敵なのか、どうして冷えるのかまで説明されることは少ないのではないでしょうか。
結論から言うと、冷えは「子宮や卵巣に血が届きにくくなっている」というサインだからです。血が届かないと、卵子や精子の質、そして内膜の状態にまで影響すると考えられています。
柏市で不妊治療・妊活のサポートをしている、院長の宮崎圭太です。冷えを「まだ大丈夫」と放っておく方は多いのですが、私は現場で、冷えこそ体からの早めの合図だと考えています。
冷えは、血液がうまく巡っていない・栄養が届いていないという「注意を要する」状態を知らせる合図です。
人の体の中で、妊娠という機能は「本人が生き残る」という観点からは優先順位が低いものです。生き残るために必要な栄養は、血液が運びます。
その血液は、生命維持に大切なところから順番に栄養を届けます。
生理痛が起こるのは、生殖器に血がめぐっていないサインのひとつです。このサインを無視し続けると、体は『激痛』というかたちで危険を脳に伝えます。心筋梗塞や狭心症が激痛なのも、同じ理由なんです。
では、痛みが出る前の注意信号は何か。答えが『冷え』です。
体温は、血液が運ぶエネルギーで発熱して温まったり、温かい血液そのもので温められたりします。つまり冷えているということは、血液が巡っていない、あるいは栄養が届いていないということなんです。
妊娠のための機能は血流の優先順位が低いため、冷えを感じている時、子宮や卵巣への血の巡りはさらに後回しになります。その結果、卵子や精子の質が下がり、内膜も薄くなり、妊娠しづらい状態につながると考えられています。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
冷えの大きな原因は、筋肉が少ないこと・メンタルの不安定さ・体を冷やす服装や食べ物の3つです。ここを押さえると、対策の方向がはっきりします。
東洋医学では、熱を作るのは基本的に筋肉だと考えます。だから筋肉が少ないと、それだけで冷えやすくなります。
「冷え性は治らない」と思い込んでいる方が多いのですが、冷え性は本来、整えていけるものです。整いにくいのはレイノー症など特定の病気が原因の場合に限られます。レイノー症とは、寒さやストレスで指先の血管が急に縮み、色が変わるなどの症状が出る病気のことです。
ポイントは、冷やさないことと、熱を作る筋肉を毎日少しずつ動かすことです。血流不足が長く続くほど、良い状態に戻すのは難しくなっていきます。取り戻せるうちに手を打っておきましょう。
運動は、がんばって一度きりやるより、軽くても続けることのほうがずっと大切です。
現場でよくいただく質問にお答えします。
Q. 筋肉はある方だと思うのに、手足が冷えます。
A. 熱を作る筋肉があっても冷える場合は、ストレスで血管が縮こまっているサインかもしれません。自分では気づいていない緊張がないか、振り返ってみてください。
Q. 冷え性は妊活が終わるまで付き合うしかない?
A. そんなことはありません。冷え性は本来、食事・服装・運動、そして体を温める土台づくりで整えていけるものです。実際に「昔からの冷え性、お腹がいつも冷えている感覚がある」と当院を訪れた方もいらっしゃいます。
Q. 冷え対策と鍼灸はどう関係するの?
A. 鍼灸は血の巡りをサポートする一つの手段です。当院では0.14〜0.20mmの極細鍼を使い、まずは体の土壌を整えることを大切にしています。初回は90分・2回目以降は30分、料金は12,100円(税込)で、場所は千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bです。
冷えは「元気に生きたい」と体が送ってくれているサインです。私は、その声を早めに拾ってあげることが、妊活の土台づくりにつながると考えています。
「土壌を整えれば種は芽吹く」。冷えを甘く見ず、取り戻せるうちに、できることから始めてみてくださいね。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。