ぎっくり腰の治し方

2013-06-25  腰痛について

こんにちわ、健康美容鍼灸師の宮崎です。

今日も朝から大忙しですが、 今回はスポーツ医学からみた「ぎっくり腰の対処法」についてお話しします。

スポーツ医学とは、 スポーツ選手のケガやパフォーマンス向上を研究する学問です。

僕もスポーツ選手を施術する機会が多く、 突発的な重いケガに対する応急処置やリハビリの技術は、 一般の方にも使えるほど非常に効果が高いです。

ぎっくり腰は「アイシング」が最重要

あなたは「アイシング」という言葉を聞いたことがありますか? 簡単に言うと痛みの出ている場所を冷やす治療法のことです。

メジャーリーグを見ると、 試合後に選手たちが巨大なアイスパックを当てている姿を見ますよね。 あれは筋肉や靭帯の炎症を素早く抑えるためです。

ぎっくり腰でも同じで、 アイシングの有無で治るまでの期間が“1ヶ月ほど変わる”ことがあります。

腰痛=温めるというイメージが強いかもしれませんが、 ぎっくり腰の直後は絶対に冷やすが正解です。

スポーツ医学に基づくぎっくり腰の対処

正しい手順はこれ

  1. まずはしっかり冷やす(アイシング)
  2. その後に鍼灸やマッサージ(トリートメント)
  3. テーピングやコルセットで固定する

この流れをきちんと行えば、 症状にもよりますが約1週間で回復することが多いです。

逆にこの工程が不十分だと、 1ヶ月以上痛みが続くケースも珍しくありません。

残念ながら、保険診療では時間や手技の制限があるため ここまで丁寧に対応できないことも多いですね。

アイシングの注意点

最大のリスクは凍傷(冷やしすぎによる皮膚ダメージ)です。

正しい手順で行えば安全ですが、 間違ったやり方は火傷のような症状を引き起こすことがあります。

そのため、

  • 専門家にやり方を教わる
  • 自己流の場合は「完全に自己責任」になることを理解して行う

という2点を必ず守ってください。

ぎっくり腰は最初の対処がすべてです。 困ったときは遠慮なく相談してくださいね。

宮崎

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一人で続けるのが難しい場合は、プロのサポートを受けることをお勧めします。スタジオシュカ鍼灸治療院で、あなたの体質に合わせたケアプランを一緒に考えていきましょう。

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※個人の体質により体験には個人差があります。
※施術効果を保証するものではありません。
※医療行為の代替ではありません。