鍼灸と月経周期調節法
2013-10-25 不妊治療
台風が心配ですね。。。
夜のうちに去ってくれるといいのですが・・・
さて、今日は、
鍼灸と月経周期調節法のお話です。
身体のリズムを整える
中国では古くから
鍼灸や漢方での不妊治療が
行われてきました。
1980年代には
女性の月経周期の中医学理論と
西洋医学の理論を結合した、
新しい不妊治療法である
『周期調節法』
が中国で発表されています。
周期調節法は中医学理論の基本である、
人の身体が本来持っている力を
あくまでも尊重します。
不妊治療でも
西洋医学のホルモン療法とは違い、
身体の調子を整えながら、
ホルモンの分泌を無理なく
最大限に活発にして、
妊娠しやすい身体にするのが特徴です。
女性は初潮から閉経まで、
- 月経期
- 低温期
- 排卵期
- 高温期
の4期のプロセスを繰り返します。
この周期に合わせ、
鍼灸治療を行うことで
妊娠力をアップさせる手助けができます。
☆鍼灸治療の目的
- 月経期⇒
月経血を排出する子宮筋や血管に働きかけ、
赤ちゃんの宿る部屋をきれいにお掃除。 - 低温期⇒
質の良い卵を育てながら、子宮では卵を迎える
丈夫なベッドづくり。 - 排卵期⇒
ホルモン分泌の連携を良くし、
スムーズな排卵と、
子宮を温めて着床準備。 - 高温期⇒
やわらかで温か、栄養も豊富に送れる
快適な部屋で赤ちゃんを育てる。
周期調節法は
身体のリズムを整えることによって、
自然妊娠はもちろん、
体外受精の成功率、
受精卵の着床率も高められることから
西洋医学の治療と併用する利点は
大きいといえます。
あなたの月経周期を安定させ、
妊娠に適した身体のサイクルを作りましょう(^^♪