2026年9月更新:9秒呼吸法・仕事疲労と自律神経の実話・院の所在地と料金・よくある質問3問を追加し、体質改善など言い換え表現を修正

「朝晩は涼しいのにお昼はまだ暑い」という気温差そのものが、実は自律神経の乱れを引き起こす直接の原因です。体が寒暖差に対応しようとして自律神経を過剰に働かせ、その結果としてだるさや頭痛が出るという仕組みがあるんです。
放っておくと秋バテとして長引くこともありますが、仕組みを知って対処すれば十分にサポートできます。
この記事では、東洋医学の観点から季節の変わり目の不調をケアする方法と、自律神経を整えるセルフケアをお伝えします。特に30代40代50代の女性で、季節の変わり目になるたびに体調を崩してしまう方に向けた内容です。
8月下旬は一日の気温差が10度以上になることもあり、体温調節を担う自律神経がフル稼働して疲弊しやすいからです。
朝は20度台なのに、昼間は35度を超える。そんな日も珍しくありません。
人の体は急激な温度変化に対応するため、血管を収縮させたり拡張させたりして体温調節を行うと言われています。この調節機能が頻繁に働くと、体にとってはかなりの負担になります。
特に女性の場合、もともと筋肉量が少なく体温調節が苦手な方が多いため、気温差の影響を受けやすいとされています。
自律神経とは、内臓の働きや体温、血管の収縮・拡張などを、私たちが意識しなくても自動で調整してくれる神経のことです。
季節の変わり目は、この自律神経がフル稼働状態になります。暑さに対応したり、急に涼しくなったりする変化に一生懸命ついていこうとするんですね。
あまりに忙しく働きすぎると調整がうまくいかなくなり、頭痛やめまい、肩こり、イライラ、不眠などの症状が現れやすくなると考えられています。
院長として施術の現場で感じるのは、こうした自律神経の乱れは季節だけが原因ではないということです。例えば仕事の負担が続いて改善に時間がかかっている状態が半年ほど続くと、帰宅後に食事を作る気力すら残らないほど疲弊することがあります。こうした慢性的な疲労が、季節の変わり目の気温差と重なって、自律神経の乱れとして表面化しやすくなるんです。
東洋医学では、季節の変わり目の不調を「臓器の季節交代がスムーズにいかない状態」として捉えます。
東洋医学の五行説では、夏は「心(しん)」、秋は「肺(はい)」の季節とされています。心は循環器系や精神活動を、肺は呼吸器系や皮膚の働きを司ると考えられているんです。
8月下旬は、この心から肺への移行期。体の中で主役が交代する、とても大切な時期です。この移行がスムーズに行われないと、体調不良として現れやすくなると言われています。
東洋医学では、体の中を「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」という3つの要素が巡っていると考えます。季節の変わり目は、この巡りが乱れやすい時期とされているんです。
特に気温差が激しいと、気の巡りが滞りがちになり、それに引っ張られて血や水の流れも悪くなってしまうと考えられています。その結果、冷えやむくみ、疲労感などの症状が現れやすくなるのです。
「何だか体がスッキリしない」と感じる時、もしかしたらこの気・血・水の巡りの乱れが関係しているかもしれません。漠然とした不調の原因が自律神経のバランスにあることも少なくないんです。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
朝の呼吸法、三首を温める重ね着、ツボ押しの3つを組み合わせると、自律神経の負担を減らしやすくなります。ここからはご自宅で簡単にできる方法をご紹介します。
もう少し息を吐く力を強めたい時は、9秒かけて細く長く息を吐き、3秒で楽に吸う呼吸法もおすすめです。口をすぼめて、空気の糸を吐くようなイメージで行うと、疲労が抜けにくい時期の自律神経の乱れや疲労回復のサポートに役立つと考えています。
東洋医学では、深い呼吸が肺の気を整えるサポートをすると考えられています。朝の新鮮な空気を体に取り込むことで、一日のスタートを穏やかに切ることができますよ。
東洋医学では、首・手首・足首の「三首」を温めることが大切だと言われています。この三か所には太い血管が通っているため、ここを温めることで全身の温まりをサポートできるとされているんです。
体感温度に合わせて、こまめに調整することが大切ですね。
自律神経をサポートするツボを3つご紹介します。
百会(ひゃくえ)
頭のてっぺん、耳と鼻の線が交わる場所にあります。自律神経のバランスをサポートするとされるツボです。
風池(ふうち)
首の後ろ、髪の生え際のくぼんだ場所。頭痛や肩こりの時に押すと心地良く感じる場所です。
合谷(ごうこく)
手の甲側、親指と人差し指の間の水かき部分。万能のツボとも呼ばれています。
個人差がありますので、心地良く感じる程度で行ってくださいね。
朝晩は温性食材、昼間は涼性食材と一日の中で食材を選び分けることが、体の内側からのケアになります。
東洋医学では、食材にも「温性」「涼性」「平性」があると考えられています。季節の変わり目は、このバランスを取ることが大切なんです。
一日の気温変化に合わせて、食材を選び分けるのがポイントです。もちろん、これは伝統的な考え方ですので、個人差があることをご理解くださいね。
熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまうため、季節の変わり目はぬるめがおすすめです。ゆっくりと体を温めることで、副交感神経の働きをサポートし、リラックス効果が期待できるとされています。
お気に入りの入浴剤やアロマを使って、心地よい時間を過ごしてくださいね。より詳しい入浴法については、こちらの記事でもご紹介しています。
鍼灸では季節の不調を「気の巡りの乱れ」として捉え、自律神経の働きをサポートするツボにアプローチします。セルフケアだけで整いにくい時は、専門的なサポートも選択肢になります。
鍼灸では、季節の変わり目に起こる不調を「気の巡りの乱れ」として捉える考え方があります。適切なツボに鍼やお灸でアプローチすることで、気の巡りをサポートし、体のバランスを整えるお手伝いをするとされています。
特に自律神経の働きをサポートするツボや、季節の移行をスムーズにするためのツボを組み合わせた施術を行います。ただし、効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。
スタジオシュカ鍼灸治療院(千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏B)では、0.14〜0.20mmの極細鍼を使い、初回は90分・12,100円(税込)でお体の状態を丁寧に伺っています。2回目以降は30分です。
脇の下の違和感のように、肩こりや腕の疲れからくることもあれば、自律神経の乱れなど様々な原因が考えられる不調もあります。自己判断せず、気になる時は専門家にご相談ください。
自律神経の乱れでお悩みの方には、こちらの記事も参考になるかもしれません。また、夏の疲れが抜けない方は、7月の自律神経リセット法もご覧ください。
Q. 自律神経の乱れはどのくらいで整いますか?
体質や生活背景によって差があり、慢性的な疲労が重なっている場合は時間がかかることもあります。セルフケアを続けながら、変化を焦らず見ていくことをお勧めします。
Q. セルフケアだけで十分ですか?
軽い不調であればセルフケアで整うこともありますが、頭痛やめまいが続く、脇の下の違和感が続くなど、気になる症状がある場合は専門家に相談することをお勧めします。
Q. 気温差以外に自律神経が乱れる原因はありますか?
はい。仕事のストレスや慢性的な疲労、育児など、日々の負担が積み重なることも自律神経の乱れにつながると考えられています。季節の変わり目はそれが表面化しやすいタイミングなんです。
8月下旬の気温差による体調不良は、とても自然な体の反応です。適切なケアをすることで、その不調を和らげ、元気に過ごすことができるんです。
小さなことから始めて、徐々に習慣にしていけば大丈夫です。体は応えてくれます。季節の変わり目も、きっと楽に過ごせるようになりますよ。
院長の宮崎圭太です。もし一人でのケアが難しい時は、あなたの体質に合わせた季節養生を一緒に見つけていきましょう。
詳しい健康づくりの情報については、厚生労働省の身体活動・運動の推進ページもご参考になさってください。
免責事項
個人の体質により体験には個人差があります。施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
季節養生を実践されている方の声もご紹介しております。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。