2026年9月更新:冒頭の枕を削除して結論から開始、各見出し直後に直答を追加、Q&A3問とPCOS・AMHの院長知見、料金・所在地・所要時間を追記

梅雨末期に生理周期が乱れたり、PMSが重くなったりするのは気のせいではありません。湿気と気圧の変動、冷房による冷えが同時に重なるこの時期は、女性ホルモンのリズムが崩れやすい季節性のタイミングなんです。
「なんだか今月は生理が遅れている」「イライラがいつもより強い」——そう感じているなら、まずこの時期特有の理由を知ることから始めてみてください。この記事では、東洋医学の視点からその原因を整理し、自宅でできる温活習慣とツボ押し、そして専門的なサポートまでを具体的にお伝えします。
主な原因は「湿邪による血や水の巡りの停滞」「気圧変化による自律神経への負担」「冷房による下半身の冷え」の3つが同時に起こることです。この3つが重なると、女性ホルモンの分泌リズムが崩れやすくなります。
湿邪(しつじゃ)とは、東洋医学で梅雨時期の湿気が体内に入り込み、水分代謝や血の巡りを滞らせる働きを指す言葉です。
湿邪が体内にとどまると、以下のような影響が現れます。
女性の生殖器官は血流の影響を受けやすいため、この停滞がホルモンバランスに直接関わってくるんです。
梅雨末期は気圧の変動が激しい時期です。
この変化が自律神経に負担をかけ、視床下部・下垂体・卵巣の連携を乱してしまいます。
結果として、エストロゲンやプロゲステロンの分泌リズムが崩れ、生理不順やPMSの悪化につながると考えられています。
暑くなり始めるこの時期は、冷房の使用が一気に増えます。
急激な温度変化は体温調節機能を混乱させ、特に下半身の冷えを引き起こします。
子宮や卵巣周辺の血の巡りが悪くなると、ホルモン分泌にも影響を与えてしまうんです。
東洋医学では、女性のホルモンバランスは「腎」「肝」「脾」という3つの臓腑の連携で保たれると考えます。梅雨末期は、この3つすべてに負担がかかりやすい時期です。
湿邪は特に「脾胃(ひい)」の働きを弱めます。脾胃とは、消化吸収を担い気血をつくり出す臓腑のことです。
機能が低下すると、こんな変化が起こります。
これが卵巣機能の低下につながると考えられています。院長の知見では、体づくりの土台としてタンパク質の摂取量も重要で、体重1kgあたり1〜1.5gが目安、体づくりに取り組んでいる時期は1.2〜1.5倍を意識すると良いとされています。卵3個で約20g、魚の切り身200gで約20gが目安です。
「肝(かん)」は気の流れを調節する役割を持ちます。
ストレスや気圧変化で肝の働きが乱れると「肝気鬱結」という状態になり、イライラや情緒不安定が起こりやすくなります。これがPMSの症状悪化に直結するんですね。
「腎(じん)」は生殖機能を司る重要な臓腑です。
冷房による冷えや湿邪の影響で「腎陽虚」という状態になると、生殖ホルモンの分泌が低下し、生理不順の一因になると考えられています。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
温活習慣は、朝の白湯・足湯・温性食材の3つを続けることが鍵です。どれも特別な準備が要らず、今日から始められます。
朝一番の白湯は、脾胃の働きを目覚めさせる習慣として取り入れやすい方法です。
白湯は胃腸を温め、消化機能を活性化します。老廃物の排出もサポートされ、血の質を保ちやすくなるんです。
続けることで栄養の吸収が良くなり、ホルモンの材料となる栄養素をしっかり取り込みやすくなります。
足湯は「第二の心臓」と呼ばれる足を温めることで、全身の血の巡りをサポートする方法です。
足湯で下半身の血の巡りが整うと、子宮や卵巣への血液供給も増えやすくなります。これがホルモン分泌の安定と生理周期の落ち着きにつながっていくと考えられています。
リラックス効果によって自律神経も整いやすく、PMS症状の緩和も期待されています。
食事からの温活も欠かせません。梅雨末期におすすめの温性食材をご紹介します。
これらの食材を日常的に取り入れることで、体づくりが進み、ホルモンバランスの安定につながっていきます。
自宅で押しやすい主要なツボは「関元」「三陰交」「血海」の3つです。それぞれ位置と刺激方法を知っておくと続けやすくなります。
位置:おへその下、指3本分下がったところ
関元は「丹田」とも呼ばれ、女性の生命力の源とされる重要なツボです。
位置:内くるぶしの頂点から指4本分上、骨の際の凹み
三陰交は脾・肝・腎の三つの経絡が交わる特別なツボで、婦人科系の悩み全般に良いと言われています。
位置:膝のお皿の上端から指3本分上、太ももの内側
血海は「血の海」という名前の通り、血の巡りをサポートする重要なツボです。ホルモンバランスを整えるには良質な血の巡りが欠かせませんから、毎日刺激してみてください。
温活習慣とツボ押しに加えて、入浴・睡眠環境・冷房対策の3つを整えることが、体調の安定に直結します。
適切な入浴で深部体温が上がり、その後の体温下降が良質な睡眠を促します。睡眠中にホルモンが分泌されるため、質の良い睡眠はホルモンバランスのケアに欠かせません。
良質な睡眠により、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌が整いやすくなります。
特に下半身の冷えは、直接的に生殖器官の血の巡りに影響するため、しっかり対策しておきたいところです。
詳しい冷え性対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
Q. 生理不順とPMSが両方重いのですが、鍼灸で楽になりますか?
ケースにもよりますが、当院にご相談くださった方の中には、生理不順でホルモン剤を服用していた方が、鍼灸に通い始めてからホルモン剤を使わずに生理が来るようになったという声もあります。体質は変わっていくものなので、まずは今の状態を丁寧に見せていただくことから始めています。
Q. AMH値が心配です。温活で数値は変わりますか?
AMH値は通常一定ですが、排卵障害などのケアが進むと、それに伴って数値が変動し、場合によっては減少することもあります。数値そのものより、排卵のリズムが整っているかどうかを一緒に見ていくことが大切だと考えています。
Q. PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも温活は意味がありますか?
PCOSは生理不順やホルモンバランスの乱れ、お腹の張りなどの症状につながることがあり、超音波検査で確認できる特徴があります。温活だけで整うものではありませんが、体の巡りを整える土台づくりとして続ける価値はあると考えています。気になる症状がある方は、一度病院での検査もあわせて検討してみてください。
セルフケアで整わない部分には、鍼灸でより根本的にアプローチすることができます。院長の宮崎圭太です。当院では「体質は変わる」を理念に、土壌を整えれば種は芽吹くという考え方で施術を行っています。
スタジオシュカでは、お一人お一人の体質や症状に合わせた鍼灸施術を行っています。
ホルモンバランスの乱れには、全身の気血の流れを整えることが重要だと考えています。初回は90分でカウンセリングと施術を行い、2回目以降は30分、料金は12,100円(税込)です。柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bで施術しています。
自律神経を整える鍼灸については、こちらの記事で詳しく説明しています。
東洋医学では、季節に合わせた養生法が健康維持の基本とされています。
スタジオシュカでは、季節ごとの体調変化に合わせた生活指導も行っており、年間を通じた健康サポートが可能です。
「毎年この時期になると調子が悪くなる…」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ初回トライアルでご相談ください。
ホルモンバランスを整える鍼灸治療については、こちらの記事でより詳しく解説しています。
また、女性特有の悩みについては、厚生労働省の女性の健康づくりもご参考ください。
梅雨末期のホルモンバランスの乱れは、原因がわかれば手を打てる不調です。湿邪・気圧変化・冷房の冷えという3つの要因を知り、温活習慣で対処していくことが第一歩になります。
これらの習慣を続けることで、7月の暑い夏も元気に乗り切れる体づくりが進んでいきます。
東洋医学の知恵を活かして、あなたらしい健やかな毎日を過ごしてみてください。
より専門的なサポートが必要でしたら、いつでもスタジオシュカにご相談ください。
鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。