5月下旬のホルモンバランス調整法!季節の変わり目を乗り切る体づくり【柏駅徒歩13分の鍼灸院】

2025-06-02  季節の養生法

5月下旬のホルモンバランス調整法を実践する女性のイメージ・柏市の鍼灸院

こんにちは!スタジオシュカ鍼灸治療院の宮崎圭太です。

5月下旬になると「なんだか体調がすっきりしない」「生理周期が乱れがち」「イライラや疲れやすさが気になる」といったお悩みを抱える女性が多くいらっしゃいます。

この時期特有の気温や湿度の変化は、私たちの自律神経やホルモンバランスに大きな影響を与えているんです。

このブログを読むと、東洋医学の視点から5月下旬のホルモンバランスの乱れる原因を理解し、季節に合わせた具体的な調整法を身につけることができます。

毎年この時期に不調を感じている方も、今年は違った過ごし方ができるはずです!

5月下旬にホルモンバランスが乱れる理由

「どうして毎年この時期になると体調が崩れるんだろう?」

そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

気候変動が体に与える影響

5月下旬は1年の中でも特に気候変化が激しい時期です。

朝夕は涼しく、日中は汗ばむほど暖かい日も多くなります。

この寒暖差は自律神経に大きなストレスを与えるんです。

自律神経が乱れると、以下のような症状が現れやすくなります:

  • 体温調節がうまくできない
  • 血管の収縮・拡張が不安定になる
  • ホルモン分泌のリズムが崩れる
  • 睡眠の質が低下する

特に女性ホルモンは視床下部でコントロールされているため、自律神経の乱れが直接影響するんです。

現代女性特有のストレス要因

お仕事や家事で忙しい現代女性には、さらに負担がかかります。

新年度の疲れが出始める時期でもあり、心身ともにお疲れが溜まりやすいんです。

また、紫外線量も急激に増える時期。

お肌への刺激がストレスとなり、ホルモンバランスにも影響を与えることがあります。

東洋医学から見たホルモンバランスの原因

東洋医学では、ホルモンバランスの乱れを「気・血・水」の観点から捉えます。

この考え方を知ることで、根本的な改善につながりますよ!

「気・血・水」のバランスと季節の関係

東洋医学では、私たちの体は「気(エネルギー)」「血(栄養)」「水(体液)」で構成されていると考えます。

気の乱れ:ストレスや疲労で気の流れが滞ると、ホルモン分泌が不安定になります。

血の不足:栄養不足や血行不良で血が足りないと、卵巣機能が低下しがちです。

水の停滞:湿度の影響で体内の水分代謝が悪くなると、むくみや冷えが生じます。

五行説における「土用」の時期の特徴

5月下旬は東洋医学で「土用」と呼ばれる特別な時期なんです。

土用は季節の変わり目にあたり、「脾胃(消化器系)」の働きが重要になります。

脾胃の機能が低下すると:

  • 栄養の吸収が悪くなる
  • 血を作る力が弱くなる
  • ホルモンの原料となる栄養が不足する

つまり、この時期は消化器系を労わることがホルモンバランス調整の鍵となるんです!

5月下旬のホルモンバランス調整法

それでは、具体的な調整法をご紹介していきますね。

どれも日常生活に取り入れやすいものばかりです♪

旬の食材を活用した内側からのケア

この時期におすすめの食材をご紹介します:

そら豆:脾胃を養い、気を補う効果があります。茹でてそのまま食べたり、ご飯に混ぜたりしてみてください。

新玉ねぎ:血の巡りを良くし、気の流れを改善します。サラダや軽く炒めて食べるのがおすすめです。

アスパラガス:利尿作用があり、体内の余分な水分を排出してくれます。

また、湿気対策として以下の食材も効果的です:

  • 小豆:利水効果でむくみを解消
  • ハトムギ:体内の湿を取り除く
  • 黒豆・黒ごま・ひじき:血を補う黒い食材

効果的なツボ刺激とセルフマッサージ

ホルモンバランス調整に特に効果的なツボをご紹介します!

三陰交(さんいんこう)

位置:内くるぶしから指4本分上、骨の内側

効果:婦人科系の不調全般に効果的な万能ツボです

刺激方法:親指でゆっくり3秒押して3秒離すを5回繰り返し

血海(けっかい)

位置:膝のお皿の内側上角から指3本分上

効果:血の巡りを良くし、生理周期を整えます

刺激方法:円を描くように優しくマッサージ

関元(かんげん)

位置:おへそから指4本分下

効果:下腹部を温め、ホルモン分泌を活性化

刺激方法:両手で温めるように押さえる

生活リズムの整え方

ホルモンバランスには規則正しい生活リズムが欠かせません。

朝の太陽光を浴びる習慣

朝7時頃に15分程度、太陽光を浴びましょう。

メラトニンの分泌リズムが整い、夜の睡眠の質も向上します。

夜のスマホ時間を制限

21時以降はブルーライトを避けて、リラックスタイムを作りましょう。

読書やストレッチなど、心を落ち着ける時間にしてくださいね。

規則正しい食事時間

毎日同じ時間に食事を摂ることで、体内時計が整います。

特に朝食は欠かさず摂るようにしましょう!

体質別アプローチ方法

東洋医学では、お一人お一人の体質に合わせたアプローチが大切です。

気虚体質の方:疲れやすく、やる気が出ない

→ 消化の良い温かい食べ物を中心に、十分な休息を心がけてください

血瘀体質の方:肩こりや冷えが強い

→ 適度な運動と温活を重視し、血の巡りを改善しましょう

水毒体質の方:むくみやすく、だるさを感じる

→ 利尿作用のある食材を摂り、適度な発汗を心がけてください

鍼灸治療でできるホルモンバランス調整

セルフケアと合わせて、より効果的にホルモンバランスを整えたい方には、鍼灸治療がおすすめです。

スタジオシュカでは、お一人お一人の体質や症状に合わせて:

  • 任脈・督脈・衝脈の調整によるホルモン分泌の正常化
  • 自律神経を整える経絡へのアプローチ
  • 体質改善のための継続的なサポート

を行っています。

季節の変わり目のホルモンバランスの乱れにお悩みの方は、セルフケアと合わせて専門的な東洋医学のサポートを受けることで、より安定した体調を維持できるようになります。

もし鍼灸や東洋医学的アプローチにご興味がおありでしたら、初回トライアルでお一人お一人の体質に合わせたケア方法をご提案させていただいております。

まとめ:季節の変わり目を健やかに過ごすために

5月下旬のホルモンバランスの乱れは、決して珍しいことではありません。

季節の変化に体が対応しようとする自然な反応でもあるんです。

大切なのは、この時期の特徴を理解して、適切なケアを行うこと。

旬の食材を取り入れ、ツボ刺激を習慣にし、生活リズムを整える。

そんな小さな積み重ねが、あなたの体を季節の変化に負けない強さに導いてくれます。

もし不調が続くようでしたら、一人で抱え込まずに専門家に相談してくださいね。

あなたの体質や生活スタイルに合わせた、無理のない季節養生法を一緒に見つけていきましょう。

今年の梅雨入り前は、きっと違った気持ちで過ごせるはずです♪

鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/