体を温める食材選び

2013-07-23  不妊治療

こんにちは!山本です。

ここ数日涼しかったのに、また暑さが戻ってきましたね。

さて前回は「飲み物で体を冷やさないようにしましょう」というお話でした。 今回はその続きとして、食べ物と体の冷えについてお伝えします。

陰と陽 ― 東洋医学の基本の考え方

東洋医学には、すべてのものを「陰」と「陽」にわけて考える陰陽論があります。

陰と陽は互いに性質が異なり、

  • 陰性=緩める・冷やす・広がる
  • 陽性=締める・温める・凝縮する

といった働きを持つとされています。

また、暑い地域では身体を冷やす作物が育ち、寒い地域では身体を温める作物が育ちます。 昔の人は自然とその性質を見極めて、季節や地域に合わせた食事をしていたんですね。

体を冷やす「陰性」の食べ物

・ナス、トマト、きゅうり、レタス ・バナナ、パパイヤ、パイナップル、マンゴー ・白米、うどん、白砂糖などの精製食品 ・緑茶、紅茶、コーヒー

暑い夏に食べたくなるものが多いですが、冷えが強い人には注意が必要です。

体を温める「陽性」の食べ物

・れんこん、ごぼう、百合根、ほうれん草、ブロッコリー ・そば、鮭、りんご、さくらんぼ ・にんじん、ネギ、やまいも、かぼちゃ ・黒豆、黒糖、味噌、醤油、塩

冬に自然と食べることが多い食材ですが、夏にも積極的に取り入れると冷え対策になります。

夏でも体を冷やさないための食べ方

「夏に温かいものなんて無理…」という人も大丈夫。

  • 生野菜ばかりにせず、煮る・炒める・揚げるなど火を入れる
  • トマトやきゅうりには塩を振って中和する
  • 冷たい食品ばかりを続けない

こうすることで陰性の強さを和らげ、身体が冷えにくくなります。

冷えやすい人・妊活中の人へのポイント

冷えが強い方、赤ちゃんが欲しい方、生理痛がつらい方は特に、 夏でも身体を冷やさない食材選びがとても大切です。

まずは今のあなたに必要な食材から取り入れていきましょうね♪

食べ物を変えるだけで、体の冷えやだるさが軽減することがあります。

「何を食べたらいいの?」「私の体質は陰?陽?」という疑問があれば、スタジオシュカで体質チェックができます。

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※施術効果を保証するものではありません。