2026年9月更新:各見出し直後に直答を追加し、むくみのツボ・胃と脾臓の関係・施術後の体感など院長の知見を反映、Q&Aと院の料金・所在地情報を明示

6月にだるさや頭の重さが続くのは、寝不足のせいだけではないかもしれません。東洋医学では、これを「湿邪(しつじゃ)」という余分な水分が体に溜まった状態と考えます。
院長の宮崎圭太です。この記事では、湿気疲れに効く4つのツボと、その正しい押し方、毎日続けられるセルフケアの習慣をお伝えします。
6月のだるさや頭重感は、高湿度による体温調節機能の低下と、東洋医学でいう「湿邪」の停滞が重なって起こると考えられています。
6月の梅雨時期は湿度が60%を超える日が続きます。この高湿度環境では、私たちの体に以下のような変化が起こります。
特に女性は男性よりも筋肉量が少ないため、水分代謝が滞りやすく、むくみや重だるさを感じやすいのです。
湿邪とは、体の中に余分な水分を溜め込んでしまう邪気のことです。6月の高い湿度がこの湿邪を体に侵入させやすくすると東洋医学では考えられています。
湿邪が体内に溜まると、以下のような症状が現れやすくなります。
脾臓は水分代謝を司り、胃と表裏の関係にあります。胃の働きが弱っているときは、脾臓の機能もフルに動けていないイメージです。施術の現場でも、胃のツボを触診すると硬さが強く出ている方が多く、これが体の水分バランスの乱れと関係していると感じています。
この湿邪を効果的に排出するのが、今回ご紹介するツボ押し習慣です。
湿気疲れには足三里・豊隆・三陰交・百会の4つのツボが効果的と言われています。それぞれ経絡理論に基づき、水分代謝や気の巡りに関わる経穴です。
位置:膝のお皿の下から指4本分下、すねの骨の外側にあるくぼみ
効果:胃腸機能を高め、体内の余分な水分を排出するサポートをします
足三里は「胃の六つ灸」とも呼ばれ、古くから胃腸の不調に用いられてきました。このツボへの刺激が胃腸の蠕動運動を促し、消化機能を後押しすると言われています。
位置:ふくらはぎの外側、足三里と外くるぶしを結んだ線の中点
効果:痰湿(体内の余分な水分や老廃物)を取り除く代表的なツボです
豊隆は「痰湿の特効穴」として知られ、体内に溜まった不要な水分や粘液状の老廃物を排出する働きがあると考えられています。特に6月の湿気で体が重だるく感じる方には、まず押してみてほしいツボです。
位置:内くるぶしの一番高いところから指4本分上、すねの骨の内側のくぼみ
効果:水分代謝を促し、ホルモンバランスをケアするツボです
三陰交は脾・肝・腎の三つの経絡が交わる重要なツボです。女性の生理不順やむくみ、冷えのケアに使われることが多く、「女性の万能ツボ」とも呼ばれています。
施術の現場では、足のむくみのツボを押して痛みが出る場合、それはむくんでいるサインだと捉えています。三陰交や豊隆の周辺が硬く感じる方は、湿気の影響を強く受けているのかもしれません。
位置:頭頂部、両耳を結んだ線と鼻筋を延長した線が交わる点
効果:全身の気を上に引き上げ、頭重感やめまいをケアします
百会は「百の経絡が会する」という意味を持つ、全身の気の巡りを司る重要なツボです。湿邪によって頭部に溜まった濁った気を散らし、頭をスッキリさせる作用があると言われています。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
ツボ押しは強く押すよりも「痛気持ち良い」程度の力で、3秒押して3秒離すリズムを繰り返すのが基本です。
強すぎる刺激は逆効果になる場合があります。「痛気持ち良い」程度の優しい刺激を心がけてみてください。
一日の気の巡りを整え、湿邪の侵入を防ぐサポートになります。各ツボを1分間ずつ、合計4分間行いましょう。
一日で溜まった湿邪を排出し、翌日の体調を整えるサポートになります。各ツボを1分間ずつ、リラックスしながら行ってください。
継続は力なり。最低でも2週間続けることで、体づくりの実感につながるとされています。
ツボ押しだけでなく、食事と室内環境を整えることで湿邪対策の効果を高めやすくなります。
東洋医学では、食事も湿邪対策の重要な要素と考えています。
特に朝食には温かいお粥や味噌汁を取り入れて、胃腸を優しく温めることをおすすめします。
ツボ押し効果を高めるための環境づくりも大切です。
外の湿気だけでなく、室内の湿度管理も体調維持の重要なポイントなんです。
朝晩それぞれ4分程度、4つのツボを1分ずつ押すのが目安です。無理のない範囲で、最低2週間ほど続けてみてください。
ツボ押しはセルフケアとして役立ちますが、体質や症状によって合うアプローチは異なります。食事や室内環境の見直しと合わせて行うことをおすすめします。
スタジオシュカでは、望診・聞診・問診・切診の四診を用いて体質を確認し、0.14〜0.20mmの極細鍼で足のツボなどを刺激します。実際に施術後、腰にジンジンとした響きを感じる方もいますが、これは血の巡りを促すツボへの反応だと考えられています。
セルフケアでも十分な変化を感じていただけますが、一人ひとりの体質に合わせた専門的なアプローチで、より根本的な体づくりが期待できます。
スタジオシュカでは、東洋医学の四診(望診・聞診・問診・切診)を用いて、あなたの体質を詳しく確認します。その結果に基づいて、最適なツボの組み合わせや施術方法をご提案します。
初回は90分・12,100円(税込)で、体質の確認からじっくり行います。2回目以降は30分・12,100円(税込)です。
柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bにあり、柏駅から徒歩13分、松戸・流山・我孫子方面からもアクセス良好です。6月の湿気に負けない体づくりについて、個別にお伝えしています。
6月の湿気疲れは、東洋医学の智恵を活用することでサポートしやすくなります。
今回ご紹介した4つのツボ(足三里・豊隆・三陰交・百会)を毎日継続して刺激することで、体内の湿邪を排出し、元気な体づくりにつながると考えられています。
大切なのは無理をせず、自分のペースで続けることです。まずは朝晩5分ずつのツボ押し習慣から始めてみてください。
じめじめとした6月も、きっと快適に過ごせるはずです。
鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。