2026年9月更新:各見出しに直答を追加し、生理痛に関するQ&Aと院長の知見、初回料金・所在地の情報を追記。NG表現(改善→サポート等)を院の表記ルールに合わせて修正

梅雨になると生理痛がいつもより重い。それは気のせいではなく、体の水分代謝と血の巡りが実際に乱れているからです。湿度と気圧の変化が、女性の体に直接的な負担をかけています。
この記事では、なぜ梅雨時期に生理痛が悪化するのかを東洋医学の視点も交えて説明し、食材選びや生活習慣、ツボ押しでできる予防法を紹介します。毎年同じ時期に繰り返される不調から、今年こそ距離を置いてみませんか。
高湿度の環境では体内の水分代謝が滞りやすくなり、その結果として子宮周辺の血の巡りも悪くなります。これが生理痛悪化の大きな要因です。
梅雨時期の湿度は70%を超えることが多く、この高湿度が体に様々な影響を与えます。特に女性の体は月経周期によってホルモンバランスが変化するため、湿気の影響を受けやすいんです。
体内に余分な水分が蓄積されると血液の循環が悪くなり、子宮周辺の血流も滞ってしまいます。
梅雨前線による気圧の変化は自律神経のバランスを乱し、痛みの原因物質の分泌を増やします。
低気圧が近づくと血管が拡張し炎症を起こしやすくなります。同時に、痛みの原因となるプロスタグランジンという物質(子宮の収縮を促し、痛みを引き起こす体内物質のことです)の分泌も増加するんです。
これらの変化が重なることで、普段よりも生理痛を強く感じてしまうというわけなんです。
東洋医学では梅雨の湿気を「湿邪」と呼び、これが脾胃の働きを弱らせることで、下腹部に余分な水分がたまりやすくなると考えます。
湿邪とは、東洋医学において体に悪影響を及ぼす湿気の邪気のことです。脾胃は消化吸収や水分代謝を司る重要な臓腑で、この機能が低下すると体内に余分な水分や老廃物が蓄積されやすくなります。
特に下腹部に湿邪が溜まると、子宮周辺の気血の巡りが悪くなり、生理痛として現れるのです。
梅雨時期は「気血水」のうち「水」の巡りが特に滞りやすく、古い血液(瘀血)の蓄積につながります。
気血の流れが悪くなると子宮内膜の新陳代謝も低下し、瘀血が蓄積されます。これが生理時の痛みや塊の原因となるんです。
また、衝脈や任脈といった女性特有の経絡も湿邪の影響を受けやすく、生理周期の乱れにもつながります。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
小豆・はと麦・冬瓜・トウモロコシ・緑豆は、体内の余分な湿気を排出する働きがあるとされる代表的な食材です。
これらの食材を日々の食事に取り入れることで、体づくりをサポートしてくれると考えられています。
除湿だけでなく、体を温める食材も大切です。冷えは湿邪を体内に留める原因となってしまいます。
毎日の食事に少しずつ取り入れて、体づくりのお手伝いにしてみてください。
生もの・冷たい飲み物・甘いもの・油っこいものは湿邪を増やしやすいため、生理前の1週間は控えめにするのがおすすめです。
食事の時間も大切です。朝食はしっかりと、夕食は軽めにすることで、脾胃の負担を減らし、水分代謝をサポートできます。
室内の理想的な湿度は50〜60%です。この範囲を保つだけで、体への湿邪の侵入をかなり防げます。
除湿器やエアコンの除湿機能を活用し、風通しを良くすることで、体への湿邪の侵入を防げます。濡れた洗濯物の室内干しは避け、湿気を溜めない環境づくりを心がけましょう。
寝室の環境も重要です。マットレスや枕の湿気対策をして、質の良い睡眠を確保することが体づくりにつながります。
38〜40度のぬるめのお湯に15〜20分ゆっくり浸かることが、湿邪の排出と血行促進につながります。
半身浴もおすすめです。下半身を温めることで、子宮周辺の血の巡りがサポートされ、生理痛の予防に役立ちます。
衣類は通気性の良い天然素材を選び、締め付けの少ないゆったりとしたものを着用しましょう。特に下腹部を冷やさないよう注意が必要です。
ウォーキングやヨガ、軽いストレッチなど、無理のない範囲で続けることが気血の巡りをサポートし、湿邪の排出を促します。
特に骨盤周りの筋肉を動かすエクササイズはおすすめです。雨で外出できない日は、室内でのストレッチや深呼吸を心がけましょう。腹式呼吸は自律神経を整える働きもあります。
三陰交と血海は、婦人科系の不調全般に使われる代表的なツボです。入浴後の血行が良いタイミングで押すのがおすすめです。
三陰交(さんいんこう)は、内くるぶしから指4本分上の脛骨の後ろ側にあります。このツボは婦人科系の不調全般に使われます。親指でゆっくりと3〜5秒間押し、ゆっくり離すを5回繰り返しましょう。痛気持ちいい程度の強さが目安です。
血海(けっかい)は、膝のお皿の内側上端から指3本分上にあります。血の巡りをサポートし、瘀血の排出を助けると言われています。
下腹部の関元(かんげん)も重要なツボです。おへそから指4本分下にあり、女性の生殖機能を司る重要なポイントなんです。
手のひら全体で円を描くように優しくマッサージしましょう。体が温まってくるのを感じられると思います。これらのツボ押しは入浴後の血行が良い時に行うと、より実感しやすくなります。
さらに整えたい方は、ホルモンバランスを整えるツボと鍼灸:女性特有の悩みを解消する効果的な施術についても参考にしてみてください。
はい、生理痛が軽くなっているのは体にとって良い傾向だと考えています。院長の宮崎圭太です。施術の現場でも、生理周期の変化とともに生理痛が軽くなっていく患者さんを見て、体が整ってきているサインだとお伝えすることがよくあります。
湿気だけが原因とは言えませんが、自律神経の乱れが重なると悪化しやすくなります。私は、生理前の吐き気やイライラは「あるのが普通」ではなく、本来はない状態が望ましいと考えています。一方で生理痛が全くない状態は、とても良い体調のサインです。
生理痛は服装や生活習慣でかなり変わりますが、上司から部下にその話をするのはセクハラと受け取られるリスクがあり、伝え方が難しいのが現実です。だからこそ、AMHや生理痛の知識は、何かが起きてから知るのでは遅く、事前に知っておくべき知識だと感じています。周囲に頼るより先に、自分の体の状態を知っておくことが、結果的に自分を守る一番の方法になります。
セルフケアだけでは十分に整わない場合、専門的な鍼灸治療が力になります。湿邪体質・瘀血体質・気虚体質など、原因を見極めることが治療の第一歩です。
東洋医学では舌診や脈診、腹診などを通じて、お一人お一人の体質を詳しく診断します。同じ生理痛でも、原因や向き合い方は人それぞれ違うんです。
スタジオシュカでは、初回90分・2回目以降30分、12,100円(税込)の施術で、鍼灸とカウンセリングを組み合わせたアプローチを行っています。柏市富里1-1-4 サウスタウン柏Bにあり、0.14〜0.20mmの極細鍼を使うため、鍼が初めての方でも受けやすいのが特徴です。
鍼灸刺激により内因性オピオイドの分泌が促され、自然な鎮痛作用が期待できると言われています。また、自律神経のバランスを整えることで、ホルモン分泌も安定してくると考えられています。
生理痛でお悩みの方の体づくりについて詳しくは、生理痛・PMS改善から始める!30代後半の自然妊娠への道のりもご覧ください。
また、自律神経を整えて、妊娠しやすい体へ!女性のための不妊ケアでは、自律神経と女性の体調管理について詳しく解説しています。
梅雨時期の生理痛は、湿邪による気血の巡りの乱れが主な原因です。
除湿効果のある食材を取り入れ、温性食材で体を内側から温めることで、体づくりが期待できます。室内環境の管理や適度な運動、効果的なツボ押しも大切な予防法です。
毎年同じ時期に繰り返される不調は、体からのサインかもしれません。早めの対策で、快適な梅雨を過ごしましょう♪
東洋医学や鍼灸治療にご興味をお持ちでしたら、スタジオシュカでは初回トライアルをご用意しています。お一人お一人の体質に合わせたアプローチで、根本的な体づくりを目指しませんか?
冷え性改善で体の中から温活!妊活を成功させるためのヒントでは、冷え体質を整える方法についても詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
あなたの体が本来持っている自然な力を高めて、季節に左右されない健やかな毎日を取り戻しましょう!きっと今年の梅雨は違って感じられるはずです。
鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/
参考文献:
・厚生労働省:女性の健康づくり
・日本産科婦人科学会
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。