2026年9月更新:各h2に直答を追加、Q&A3問と院の料金・所在地・都内転院事例を追記、NG表現を全面的に置換

妊活中、葉酸や鉄分は気にかけていても、亜鉛やマグネシウムまで意識している方はぐっと少なくなります。じつは、この2つこそ卵子の質やホルモンのはたらきを土台で支えているミネラルなんです。
院長の宮崎圭太です。この記事では、亜鉛とマグネシウムが妊活でどんな役割を担っているのか、そして毎日の食事でムリなく摂るコツを、東洋医学の視点もまじえてお伝えします。
ミネラルは体内で作れず、食事からしか補えない栄養素だからです。とくに亜鉛とマグネシウムは、卵子の質やホルモンのはたらきに直結します。
妊活中の体では、女性ホルモンの分泌や卵子の成熟など、たくさんの生理的なはたらきが同時に進んでいます。その一つひとつに、材料となる栄養素が欠かせません。
ビタミンやタンパク質と違い、ミネラルは体内で合成できません。だからこそ、日々の食事で意識して摂る必要があるんです。亜鉛とマグネシウムが足りないと、妊娠しやすい体づくりの土台がぐらつきやすくなります。
現代の日本人女性は、亜鉛もマグネシウムも推奨量に届いていない方が多いと報告されています。加工食品にかたよった食生活や、外食続きの毎日が背景にあります。
さらにストレスや運動不足も、ミネラルの代謝に影響します。「ちゃんと食べているつもりなのに足りない」というのが、今の食生活の落とし穴なんです。
亜鉛やマグネシウムの不足は、次のような形で妊娠のしやすさに影響すると考えられています。
とくに30代、40代になると体内のミネラル代謝が変わっていくため、意識的な摂取がより大切になってきます。
東洋医学では「気・血・水」の流れの停滞ととらえます。亜鉛不足は「気」の弱り、マグネシウム不足は「血」の巡りの停滞と重なります。
「気」は体のエネルギー、「血」は栄養を運ぶ血液、「水」は体液を表します。この3つの流れが滞ると、栄養素の運搬や代謝にも影響が出ます。
ミネラルバランスの乱れは、まさにこの流れの停滞と重なって見えるんです。
亜鉛不足は、東洋医学でいう「気虚(ききょ)」の状態に似ています。気虚とは、体のエネルギーが不足した状態のことです。次のようなサインが出ます。
亜鉛は「気」を生み出す脾胃(ひい=消化を司る内臓)とつながりが深く、脾胃が弱ると栄養吸収も落ちて、さらなる不足を招きます。
マグネシウム不足は「血虚」や「血瘀(けつお=血の巡りが滞った状態)」に似ています。次のようなサインが出ます。
マグネシウムは筋肉の緊張をやわらげ、血の巡りをサポートします。東洋医学的には、子宮への巡りをうながす役割があると考えられています。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
亜鉛は卵子の質とホルモンのはたらきを支えるミネラルです。DNAの合成や細胞分裂に関わり、女性ホルモンの分泌にも欠かせません。
亜鉛は卵子の質に深く関わります。具体的には次のようなはたらきがあります。
亜鉛の適切な摂取は卵子の質を支え、染色体異常のリスクを減らす可能性があると考えられています。とくに35歳以上の方には見逃せないポイントです。
亜鉛は女性ホルモンの生成と代謝にも欠かせません。
ホルモンのはたらきが整うことで、正常な排卵や月経周期がうながされ、妊活中の体のケアにつながります。ちなみに私が男性の妊活相談でまずおすすめするのも、この亜鉛なんです。
厚生労働省の食事摂取基準では、成人女性の亜鉛推奨量は1日あたり約9mgです。妊活中は少し多めの10〜12mg程度が目安とされています。
ただし摂りすぎ(50mg/日以上)には注意が必要です。次のような不調につながることがあります。
サプリだけに頼らず、まずは食事からの摂取を基本にしてくださいね。
マグネシウムは子宮の環境を整え、ストレスや睡眠を支えるミネラルです。「抗ストレスミネラル」とも呼ばれ、リラックスと血の巡りの両方に関わります。
マグネシウムは子宮の環境を整える役割を担います。
子宮の巡りが良くなると、栄養や酸素がとどきやすくなり、受精卵が着床しやすい環境づくりに役立ちます。
マグネシウムは心と眠りにも深く関わります。
睡眠の質が上がると体内時計が整い、ホルモンの安定にもつながります。ちなみに、無性にチョコレートが食べたくなるのは、マグネシウム不足のサインかもしれません。
厚生労働省の食事摂取基準では、成人女性のマグネシウム推奨量は1日あたり約270〜290mgです。妊活中は300mg程度を目安にするとよいでしょう。
マグネシウムは比較的摂りすぎの心配が少ないミネラルですが、腎機能に不安がある方は医師に相談してください。
亜鉛は牡蠣や赤身肉、マグネシウムは緑黄色野菜やナッツに多く含まれます。まずは食事から、を基本にしましょう。
亜鉛を効率よく摂れる食材はこちらです。
【簡単レシピ:亜鉛たっぷり和風パスタ】
マグネシウムを効率よく摂れる食材はこちらです。
【簡単レシピ:マグネシウムスムージー】
ミネラルは食べ合わせで吸収率が変わります。高めるポイントはこちらです。
逆に避けたい組み合わせはこちらです。
サプリはあくまで「食事の補助」です。菜食中心の方や忙しくて食事が乱れがちな方は、吸収率の高いキレート型を選ぶとよいでしょう。
次のような方は、サプリメントの活用も検討してみてください。
あくまで食事が基本、サプリは足りない分を補う位置づけです。ちなみに、妊活サプリで私が男女ともにおすすめしているのは「コエンザイムQ10」で、男性にはこれに亜鉛を加えるとよいと考えています。
良質なサプリを選ぶポイントはこちらです。
避けたいものはこちらです。
摂取タイミングの目安はこちらです。
妊活での継続期間の目安はこちらです。
通っているクリニックの医師や、東洋医学の専門家にも相談しながら進めてくださいね。
鍼灸は血の巡りや自律神経を整えることで、摂ったミネラルを運び・吸収する体のはたらきをサポートします。前提は「卵子の質そのものを底上げすること」です。
東洋医学では、ミネラル代謝に関わる経絡(けいらく=気血の通り道)とツボがあります。
脾経(ひけい):栄養の吸収と運搬に関わる
腎経(じんけい):水分代謝とホルモンに関わる
肝経(かんけい):血の巡りとホルモンに関わる
おうちで手軽にできる方法をご紹介します。
院での施術では、より深いレベルで体のはたらきをサポートできると考えています。
スタジオシュカ鍼灸治療院では、症状への対処だけでなく、根っこからの体づくりのお手伝いを目指しています。初回は90分・2回目以降は30分、料金は12,100円(税込)、使うのは0.14〜0.20mmの極細鍼です。妊活中の方には、月経開始から排卵期、黄体期といった周期に合わせた施術を組み立てています。当院には松戸・流山・鎌ヶ谷のクリニックに通う方はもちろん、都内の有名クリニックへ転院された方も多く来られています。
読者の方からよくいただく疑問にお答えします。
Q. 亜鉛とマグネシウム、どちらを優先すべき?
どちらも大切ですが、疲れやすい・食が細いなら亜鉛、こわばりや寝つきの悪さ・ストレスが気になるならマグネシウムから見直すのがおすすめです。まずは食事で牡蠣や赤身肉、緑黄色野菜やナッツを意識してみてください。
Q. 効果を感じるまでどれくらいかかる?
卵子の質や子宮環境の土台づくりには、少なくとも3ヶ月ほどの継続が一つの目安です。体づくりには半年ほどを見て、焦らず続けていきましょう。
Q. サプリと鍼灸、どちらが先?
順番はありません。食事とサプリで材料を補い、鍼灸で運び・吸収する体のはたらきを整える、という両輪で考えていただくのが理想です。
ミネラルバランスを整える流れは、次の5つです。無理なく続けられるところから始めてください。
いちばん大切なのは、続けること。ミネラルバランスは一朝一夕には変わりませんが、小さな積み重ねが妊活をサポートする体づくりにつながっていきます。
個別のアドバイスが必要な方は、ぜひスタジオシュカ鍼灸治療院(千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏B)にご相談ください。あなたの体質に合わせたアプローチをご提案します。
不妊治療の鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/infertility
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。