2026年9月更新:不定愁訴・湿邪の定義文と頭重感に関するQ&A、白湯の実践知見、院の実話・料金情報を追記

検査では異常がないのに続く頭重感やだるさ。これは気のせいではなく、初夏特有の気温・湿度の変化が体に起こす自然な反応です。院長の宮崎圭太です。この記事では、東洋医学の視点から「なんとなく不調」の正体を整理し、自宅でできる気の巡りを整える方法をお伝えします。
初夏に増える頭重感やだるさの多くは「不定愁訴」と呼ばれる状態で、自律神経の乱れやホルモンバランスの変化が関係していると考えられています。
不定愁訴とは、検査をしても異常が見つからないにもかかわらず、だるさや頭重感などの不快な症状が続く状態のことです。
主な症状は以下のようなものです。
「気のせい」と言われがちですが、実際には自律神経やホルモンバランスの変化が関わっているんです。
初夏は気温差が激しく、体温調節機能が追いつかない時期です。
湿度の上昇によって体内の水分代謝も乱れやすくなります。
これらの環境変化が自律神経に負担をかけ、様々な不調を引き起こすと考えられています。
東洋医学では、初夏の気候変化が「気・血・水」のバランスを崩し、特に消化機能を担う「脾胃」の働きを弱めることで不調が起こると考えます。
東洋医学では、体は「気・血・水」の3つの要素で成り立っていると考えます。
気:生命エネルギー、体の機能を動かす力
血:栄養を運ぶ血液
水:体内の水分や体液
初夏の環境変化により、これらのバランスが崩れることで「なんとなく不調」が現れるんです。
東洋医学では、消化器系を「脾胃」と呼びます。
湿邪とは、梅雨時期などに増える過剰な湿気が体に溜まり、脾胃の働きを弱める要因と考えられているものです。
脾胃の働きが落ちると、以下のような症状が現れます。
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。
気の巡りを整えるには、朝の陽気を取り入れる習慣、脾胃をいたわる食事、ツボ押しの3つを組み合わせるのが効果的だと考えています。
朝は陽の気が最も活発な時間です。
これらの習慣で体内時計が整い、気の巡りがスムーズになりやすくなります。
院長として現場で感じているのは、冷えが気になる方は常温の水を白湯に変えるだけで、体の冷えが和らぐケースが多いということです。朝の一杯を白湯にしてみるのも一つの方法です。
湿邪を取り除き、脾胃の働きを整える食材を選びましょう。
冷たいものの摂りすぎは避け、温かい食事を心がけてくださいね。
自宅で簡単にできるツボ押しをご紹介します。
百会(ひゃくえ):頭頂部の中央
期待できること:頭重感やめまいを和らげるサポート
押し方:中指で優しく5秒間押す、これを5回繰り返す
合谷(ごうこく):手の甲、親指と人差し指の間
期待できること:全身の気の流れをサポート
押し方:反対の手の親指で3秒間押す、左右それぞれ10回
太衝(たいしょう):足の甲、親指と人差し指の間
期待できること:ストレスを和らげ、肝の働きをサポート
押し方:親指で優しく円を描くように5回マッサージ
セルフケアを続けても数日以上変化を感じられない場合は、自律神経の乱れなど別の要因が関わっている可能性があるので、一度専門家に相談してみるのがおすすめです。
軽い頭重感やだるさであれば、起床ルーティンや食事の見直しだけで気持ちが軽くなる方も多いです。ただし、慢性的に続く場合はセルフケアだけでは十分な変化を感じにくいこともあります。
はい、初めての方も多く来院されています。当院では初回90分、2回目以降は30分で12,100円(税込)、0.14〜0.20mmの極細鍼を使用しています。
セルフケアで変化を感じにくい場合は、鍼灸で経絡を整えることで気血の巡りをサポートできると考えられています。
スタジオシュカ鍼灸治療院(千葉県柏市富里1-1-4 サウスタウン柏B)では、お一人おひとりの体質や症状に合わせた施術を行っています。
施術後に「風呂に入った方がいいって聞いていたので、そのせいかなとちょっと考えたりしていたんですけど、説明を聞いてスッキリしました」と話してくださった方がいました。原因が分かるだけで、気持ちが軽くなることもあるんです。
院長として感じているのは、不安の多くは正しい知識がないことから来ているということです。もし東洋医学的なアプローチに興味をお持ちでしたら、初回のご相談でお気軽にお話しください。
初夏の「なんとなく不調」は、決して気のせいではありません。
季節の変化に体が適応しようとする自然な反応なんです。
今回ご紹介した気の巡りを整える方法を実践することで、きっと体調の変化を感じていただけるはずです。
毎日を軽やかに、そして笑顔で過ごせるよう、ぜひ試してみてくださいね。
一人で抱え込まず、困った時はいつでもお気軽にご相談ください。あなたの健やかな毎日を、心から応援しています。
鍼灸について詳しくはこちら https://studioshuca.com/
※効果には個人差があり、施術効果を保証するものではありません。医療行為の代替ではありません。